卒業によせて

そうか、前日か…。

結局スカパーの契約もせず、かといってライブビューイングのチケットも買っておらず、前日を迎えています。

明日はたぶん映画館に行くかな。

同居の家族に外で酒を飲むなと言われているのですが、こっそりビールを飲みたい。

 

かりんちゃんの卒業公演に落選して、いろいろ思うところはあり、Twitterでグダグダつぶやいたり、メモに残したり、今も2時間くらいブログを書いては消したり、していたのですね。

でも、わざわざここに書いて残しておくことでもないような気がして、全部消してしまった。

なんだろうな、忘れたくないこと、いつか忘れちゃいそうで書き残しておきたいこと…。

…たくさんあるけど。

 

ひとつ、書いてみると、私はいまだに、かりんちゃんの今回の卒業公演を受け止め切れていないような気がします。

当初、発表された、卒業に向けたホールツアー、卒業公演、それらの賑やかさやワクワクが、ほんとに見事に雲散霧消(個人的な気持ちとしては、雲が立ちこめ霧がかかり見えなくなって消えてしまったイメージですが)、次々と消えていく中で、いまだに私はそれを認められずにいます。

 

私は、かりんちゃんを好きになってから『かりんちゃんJuice=Juice卒業しなきゃいいのに』ってそれしか思っていなかったのですが、2019年のゆかにゃの卒業公演とホールツアーを見て180度考えが変わって、『かりんちゃんはどんな卒業公演をするだろう』『かりんちゃんはどんなことがしたいんだろう』『卒業に向けた公演でかりんちゃんのやりたいことが見れるんだ』と、いつか来るかりんちゃんの卒業を、心のどこかで楽しみにしていました。

(それだけゆかにゃの一連の卒業公演は素晴らしかったです。ほんとに楽しかった。寂しいのにすごく楽しかったです。)

だから余計に、本当は違う、こんなはずじゃなかった、こんなふうに卒業させるなんて神さまはあんまりだ、とか。

私が、かりんちゃんのオタクとして、楽しみにしていた、望んでいた卒業公演は…とか。

どうしても会場に行かなくちゃ、という気持ちになれず、今日を迎えているのかなと思ったりもします。

 

己の未熟さ…。

 

 

ここで、突然、 私のこれまでをざっと振り返ります。読み飛ばしましょう。

 

2015年の春、Berryz工房オープニングアクトで、Juice=Juiceの歌を初めて聞きました。映画館で。一度聞いただけなのに、「Wonderful World」のメロディが頭にしっかり残っていたのを覚えています。

その後のホールコンサートで「香水」を聞いて、金澤さんのフェイクに衝撃を受け、Juice=Juiceを好きになり、かりんちゃんを好きになり、ハロプロを好きになり…。

グループに変化が続く中で、かりんちゃん依存度が高まり、少しずつ、ハロプロ全体への興味が薄まり、特に2019年はほぼJuice=Juiceの現場しか行ってなかったと思います。

他グループの動向に関心を持つことが減り、当のJuice=Juiceについても、Juice=Juiceのライブはすごく好きだけど、メンバー個々の活動(たとえばバースデーイベントとか)に自然と関心を持ち、足を運ぶ、ということが少なくなりました。

かりんちゃんがいるから、という強い思いが、Juice=Juice現場に行く理由、という時期もありました。

時を同じくして、それまでこまめに行っていた、ラジオやブログ、雑誌のチェックをほとんどしなくなり、2019年は、Juice=Juiceの現場に出かけることだけが唯一のオタ活、みたいな状況に移行していった年でした。

そうして迎えた、Juice=Juice単独現場がほぼない、且つ、私自身ほとんど現場に行けない日々の幕開け…

かりんちゃんの卒業公演がなくなり、暗礁に乗り上げ、ふわふわしだした状況を直視できず、事実を受け止めきれない私は、ハロプロに触れたくなくなって、なすがまま、インターネットの海をただよい、海の向こうにたどり着きます。

いい音楽で一度、素晴らしいパフォーマンスで二度魅了され、あぁ、死ぬまでアイドルオタクなのか、まじか…業…と思いつつ、でも、かりんちゃんほど、大好きで大好きで大好きなひとは、もう現れないかなぁ、とも思うんですよね。ぽつねん。

 

誰かひとりを、あれだけ好きになって、追いかけるのは、かりんちゃんが最初で最後だといいなと、心底、本当に本当にそう思っています。

ただ1人、私の永遠のアイドル、みやもとかりんちゃん。

 

卒業後のソロ活動も活発に続けるとおっしゃっているので、なるべく追いかけて行きたいと思いますが、現場に気軽に出かけていくことがままならない中、しかしブログやラジオ、雑誌をまめにチェックする習慣を手放してしまったので、どこまで興味関心を持ち続けて、かりんちゃんを追えるだろうか、と不安に思います。

1日も早く、状況が改善されることを願ってやみません。

 

  

少し思い出を。

 

私はほとんどの現場に1人で行っていて、公演終わりの高揚感のまま、ちょっと勇気を出して地元のお店に入り、土地の食べ物とお酒をいただいて、みやもとかりんちゃん最高などとTwitterでペラペラしゃべって、ちゃんと酔っ払ってお店を出て、ヘラヘラしながら歩く帰り道がとても好きでした。

なにもかもから解放された気分で、こんなに自由なことがあるか!私は自由だ!と思いました。

 

こういうできごと、感情、ひとつひとつが、私は忘れられません。

 

かりんちゃんに出会って、自分の人生が思いがけない方向に進み、鮮やかに、豊かになった気がします。

かりんちゃんとJuice=Juiceを好きになったことで、味わった感情、出会った人・アカウント、思い出、景色、本当に素晴らしい時間を過ごしたと思います。

 

今日までのJuice=Juiceに心からの感謝を送りたいです。

明後日からのJuice=Juiceも好感を持って見守っていければと思います。

 

ゆかにゃの言葉が思い出されます。

一度でもJuice=Juiceに関わったら、Juice=Juice familyなのだ、というような、慈悲深いお言葉…。

 

私はここで、太陽系のようなものを思い浮かべます。宇宙のことよくわからないけど。

Juice=Juiceを好きになったことのある私たちは、みな、Juice=Juiceに惹きつけられ、そのまわりを近づいたり遠ざかったりしながら、まわる惑星なのだ、と。

 

現場に足を運ぶ回数が減ったとしても、Juice=Juiceというグループと、卒業メンバーへの好感は消えることはないです。

ずっとずっと、心のどこかで、Juice=Juiceの子ら(神の子ら的な)のしあわせを願っています。どうかみんな心身ともに健康で、なるべくしあわせでありますように。

 

(いつか、各時期のJuice=Juiceが再集結して、歌って踊るステージが見られる日がきたらいいなぁ)

 

 

ひとまず、めったに買わない甘いお酒を買いました。

紫色のブドウ味のスパークリングのお酒。

めでたいときは、しゅわしゅわ、ですよね。

 

明日のために、ワインも買っておきました。

日常にアイドルがいる、と感じるのはこういうときです。

メンバーカラーとフルーツ制度、ありがとう。

 

 

みやもとかりんちゃん!!